dotData Insight for Salesforceは、Salesforceに蓄積された顧客や商談のデータをdotData Insightと接続し、dotData独自のAIが商談の成功やリード獲得につながるパターンを発見します。営業とマーケティングの企画・戦略部のユーザーは、Salesforceのデータを接続するだけで商談を成功に導くデータインサイトを得ることができます。
dotData Insight for Salesforce AIが営業とマーケティング分析を革新
dotData独自のAIと生成AIが、Salesforceのデータから
商談の成功やリード獲得につながるインサイトを発見
Salesforceのデータから商談の成功やリードにつながる
インサイトを発見
データの価値を活かしきれない営業とマーケティングの現場
Salesforceユーザーにとって、Salesforceは単なる商談管理のツールではなく、そこに蓄積された膨大なデータから顧客の行動や商談の傾向を理解する、インサイトの宝庫となります。一方で、そのデータは、テーブルやカスタムフィールド、履歴テーブルなどに混在しており、ユーザーが価値のある情報を引き出すことは容易ではなく、多くの企業の営業とマーケティングの現場では、営業やマーケティングKPIの可視化に留まるのが現状です。データからリード獲得や商談成功率アップを実現する具体的なアクションにつながるインサイトを把握することに大きな課題を抱えています。
データを成果に変える
dotData Insight for Salesforce
dotData Insight for Salesforceは、Salesforceのデータから商談の成功要因を自動的に発見する、営業とマーケティングチームにとって革新的なソリューションです。商談の成功分析が可能なだけでなく、あらゆるデータに接続し、ユーザーの業務に合わせたユースケースへ自由に拡張できます。これにより、営業とマーケティングチームは、データの価値を最大限に引き出し、効果的な営業とマーケティング戦略を立案し、実行することができます。
商談の成功分析を
標準機能として実装
dotData Insight for Salesforceは、営業・マーケティングにとって最も重要な「商談の成功(或いは失敗)」に共通する条件を、独自のAIによって自動的に発見します。この機能は標準で実装されているため、目的変数の設計や、探索すべきデータの設定などが全て自動化され、高度なデータ加工や分析の知識がない企画・戦略担当者でも、導入後すぐに利用することができます。
Salesforceに直接接続
安全なデータ転送
dotData Insight for Salesforceは、Salesforceに直接接続し、安全にデータを転送します。ユーザーは、GUI上で個人情報や機密性の高い情報を含む項目を除外し、データを同期します。 また、標準フィールドに加えて、カスタムフィールドも自動的に取り込み、各組織やユーザー独自の営業・マーケティングインサイトを発見します。
AIが商談の成功につながる
インサイトを発見
dotDataのAIは、Salesforceデータの標準フィールドやカスタムフィールド、リード、タスク、イベント、履歴テーブルなどを自動的に探索し、従来のツールでは見つけにくい独自の特徴量を検出します。これにより、商談の成功やリードにつながるインサイトを短時間で発見します。新たな営業とマーケティング分析手法により、迅速にリードの品質を評価し、最もコンバージョン率の高いリードに対して、リソースを集中できます。
生成AIによる読み解き支援
dotData Insight for Salesforceは、発見した商談成功の条件を生成AIと統合します。ユーザーは、生成AIを壁打ち相手として、データ上の条件を読み解き、対話的に検討し、洗練することができます。セグメント条件の深掘り解釈、複数の解釈案とその理由、商談の成功確率をあげる施策の検討など、データから得られたインサイトに基づいて、実践的なアクションがとれるようになります。
複数のテーブルからAIが
パターンを網羅的に探索
dotData Insight for Salesforceは、複数のテーブルから、数十万もの仮説を網羅的に探索し、リード獲得や商談の成功につながる新たなパターンを発見します。例えば「展示会で獲得したリードに対し、ミーティングのフォローアップを28日以内に実施した場合、6.2%の成約率に対し、29日以上経過した場合は、1.2%にとどまる」といった条件を抽出し、営業やマーケティング施策に活用できます。
営業・マーケティングのあらゆるデータとユースケースへ拡張
dotData Insight は高い拡張性とカスタマイズ性を備えたソリューションです。Salesforce以外のデータを接続することで、dotDataのAIが複合的なインサイトを発見します。また、独自の目的変数を設定するだけで、リード獲得率の向上やユーザーの業務に合わせたユースケースへ簡単に拡張することができます。
営業とマーケティングの
ユースケース事例
dotData Insight for Salesforceは、営業とマーケティングチームに多用なユースケースでの効果的なソリューションを提供します。dotDataのお客様が、どのようにビジネス成果を上げ、戦略的な意思決定を支援しているかをご紹介します。
消費者の価値観に基づくターゲティング広告で
商品購入率が12倍に
株式会社ローソン
約1万5000店舗のコンビニエンスストアを展開するローソンは、購買者に合わせた商品の販促システムを構築するためにdotDataを導入。Cookieレス時代に向け、ID-POS(購買者IDに紐づくPoint-of-Sales)データおよび購買者の価値観分類から特徴量を抽出。広告デザインを購買者の価値観に合わせて最適化することで、購入率が12倍も向上しました。dotDataにより抽出された特徴量は、購買会員のLTV向上による店舗の売上改善など自社で利用されるほか、取引先メーカー向けのマーケティング活動や商品開発などにも活用されており、ローソンだけにとどまらないメリットを生み出しています。
個人向け営業でAIを活用しターゲティング精度を
20倍向上
三井住友信託銀行株式会社
デジタル技術を積極活用し業務変革に取り組んでいる三井住友信託銀行では、個人のお客さまターゲティングの精度向上を目的にdotDataを導入。金融商品の成約率が高いと思われるお客さまをAIが導き出すことで、成約率向上を実現しました。また、データサイエンスの高度なスキルを持たない本部企画の担当者でもAIモデルの構築が可能になったとともに、モデル構築に用いられた「特徴量」が分かりやすい形で可視化されるため、営業担当者にAIの有用性について説得力をもって説明できるようになりました。
AIが半年で7万件以上の商談を提案
株式会社大塚商会
大塚商会は、dotDataを活用したAI(人工知能)を導入して、営業活動の効率化を推進しています。20年以上にわたる販売やサポートなどのビッグデータを基に、商談につながる特徴を自動的に抽出。市場や顧客のニーズを的確につかみ取り、営業担当者のスケジュールに落とし込んで商談先を提案する「AI行き先案内」で活用しています。営業担当者に最適な商談先を提案できることからAIの活用により、半年で7万件以上の商談を提案。商談数が3倍増と生産性も上がりました。
AIがパーソナライズした保険で成約率が3倍に
三井住友海上火災保険株式会社
三井住友海上火災保険は 2020年2月、日本全国で約3万8000の保険代理店の営業活動をAIで支援する仕組みとして「MS1 Brain」をリリースしました。そこで使われるAIモデルの設計・構築を効率的に行う手段としてdotDataを採用。これによりデータサイエンティストの数が限られているなかでも、AIモデルの精度を維持することが可能となりました。さらにdotDataは、自社にとどまらないさまざまなビジネス効果を生み出しています。
テレマーケティング施策の成約率が7倍に向上
カスタマーリレーションテレマーケティング株式会社
大阪市に本社を構え、コールセンター事業者としてクライアント企業のマーケティング・セールス業務を支援するカスタマーリレーションテレマーケティング。同社はクライアントから請け負うテレマーケティング案件の成果を従来よりさらに高めるために、AI技術の活用に取り組んでいます。その一環としてdotDataを使った架電リスト最適化の仕組みを導入したところ、成約率が7倍も向上するなど大きな成果を上げています。
顧客訪問と売上げの相関をデータで
解明AIによる営業力強化
エレコム株式会社
コンピュータ周辺機器メーカーとして既に一般消費者の間では広く知られるエレコムは、近年法人向け事業の強化に取り組んでいます。そのための施策の一環として、営業担当者が訪問すべき企業をAIが提案してくれる仕組みを構築しています。現在、大塚商会と共同で「dotData」を使ってAIモデルの開発を進めており、その成果に期待が高まっています。
法人データベースがdotDataを検証
AI分析サービスの協業を開始
ネットビジネスサポート株式会社
企業データベース「Beegleデータ」を運営するネットビジネスサポート株式会社は、自社のAI分析サービスの精度を検証するため、大塚商会のdotDataセカンドオピニオンサービスを活用。取り組みは、dotDataによる見込み顧客リスト作成における自社データの有意性を立証することにもつながっています。
利用のステップ
- Oauth2接続による確かなセキュリティと信頼性
- GUI上から個人情報や機密性の高いフィールドを指定して、データ転送前に除外
- 分析に必要なオブジェクト(テーブル)を自動的に選択。標準フィールドだけでなくカスタムフィールドも利用可能。
- 商談の成功パターン分析を標準実装。データインポート後に直ちに、商談の成功確率の高まる条件(セグメント)を確認
- AIの支援を受けながら、最適な複数のセグメント条件を組み合わせを発見
- 営業やマーケティングのKPI、デモグラなどの情報を組み合わせて多角的にセグメントを分析
- 発見したセグメント条件(統計的事実)を、生成AIを壁打ち相手としながら営業・マーケティング観点で読み解き
- 営業施策やキャンペーンの打ち手を検討し、セグメント条件を満たす商談や見込み顧客をスコアカードによってリスト化し出力
- 標準実装で自動インポートされるオブジェクト(テーブル)だけでなく、Salesforceの様々なデータや、Salesforce外のデータをインポートし、さらに発展的な商談の成功の条件を導き出す
- 商談の成功パターンだけではなく、リード獲得やテレマーケティングの成功率アップなど、営業とマーケティングに関する様々なユースケースをカスタムで登録し、AIによって自動的にインサイトを導き出す
dotData Insight
お客様の声
株式会社ローソン
特徴量から炙り出される消費者の価値観によって、商品の魅力を最大限に伝えることができるようになり、店舗の売上向上につながっています。
株式会社大塚商会
AIやビッグデータという言葉が生まれる前から、大塚商会では大量のデータを蓄積してきました。顧客のニーズや購買パターンをAIにより発見し、営業力のさらなる強化を進めています。
株式会社三井住友銀行
dotDataのおかげで、当社のデータサイエンティストは、データサイエンスにありがちな課題を抱えることなく、数多くのユースケースを迅速に探索することができます。
マーケティング分析の活用事例
dotData Insightを活用すると、企業のデータ分析が劇的に進化します。特徴量からの洞察をビジネス部門が自ら分析し、迅速な意思決定とビジネス価値の最大化が可能になります。具体的なデータ分析活用事例を知りたい方は、実際のビジネスシーンでdotData Insightがデータ分析ツールとして、どのように活用されているかご覧ください。
よくある質問
従来のマーケティング分析とは、市場調査で得たデータをもとに、消費者のニーズや行動を分析することです。デジタルマーケティングが主流となり、消費者の行動や施策の効果がデータとして可視化され、蓄積されるようになりました。これらのデータをさらに効果的に活用するために、dotDataはAIを使った新たなマーケティグ手法を提供しています。dotData独自のAIと生成AIにより、大量のデータの中に潜む洞察(インサイト)を導き出し、消費者行動をより深く理解し、事業部門が主役となって、迅速かつ正確な意思決定をし、施策実行に移すことができます。