AI、機械学習をはじめとするデータ活用、データ戦略を十分に実行できている企業はわずか20%と言われています。スキルを持った人材の不足、データ活用人材採用の難しさ、ユースケースに関するノウハウの欠如などが課題となっているからです。dotData Cloudは、企業におけるデータ活用の成否を決める「特徴量」をコアとして、ノーコードによる機械学習とAIの開発、AIを活用したビジネスインサイト(洞察)の発見、分析用データの再利用可能なアセット化を実現するdotDataの各AIプラットフォームを、フルマネージド、SaaSで利用できます。dotData Cloudを利用して、データ分析やAI環境の構築のコストと時間を最小化し、データ活用によるビジネス価値の最大化へ注力しましょう。
クラウドに蓄積したデータの活用、AI開発を加速
自社クラウドに展開可能なPrivate SaaS
dotData Cloudは、dotData製品とクラウド運用のベストプラクティスに従って、企業の高いセキュリティ要件を満たす形で運用・管理します。SOC2 Type2やAWSコンピテンシーの認定を取得し、その安全性と信頼性も裏付けられております。また、従来のSaaS提供モデルに加え、企業のクラウドインフラにも展開可能なPrivate SaaSオプションを提供しています。
製品の特長
SaaS版のAIプラットフォームであるdotData Cloudは、企業で収集・蓄積される多種多様な業務データから、独自のAIによって特徴量を自動的に発見、抽出し、企業における全てのアプリケーションをデータを活用して強化する基盤となります。
信頼性の高いセキュリティ
プライベート接続をはじめとするセキュアな通信に加えて、データを保護するためのシングルテナント方式を採用。SOC2 Type2を取得し、技術と運用の両面で最高水準のセキュリティプロトコルに準拠して構築されています。
自社クラウドに構築可能
dotData Cloud Privateは、SaaS型のdotDataのベストプラクティスをお客様の自社クラウドに展開します。データを自社環境から動かすことなく、dotDataの最先端の技術を利用することができます。
常に最新の機能が利用可能
すべてのプランには無制限のアップグレードが含まれています。アップグレードやメンテナンスのための追加費用なしで、常にdotData Cloudの最新バージョンを利用可能です。
フルマネージドで運用コストを最小化
環境の構築とdotData製品のインストールだけでなく、アップグレードやパッチ適用、バックアップ、監視、クラスタの拡張など、フルマネージドのSaaS運用によって、データ分析環境の運用コストを最小化します。
高いスケーラビリティと拡張性
dotData Cloudは、小規模環境から開始し、データ量やニーズに応じて拡張可能することが可能です。高度な分散計算技術で通常必要となる煩雑な設定や調整を必要とせず、数十のテーブル、数千の列、数十億の行からなる企業の大量のデータを処理することができます。
AWSコンピテンシー認定
dotDataはAWSのコンピテンシー(AWSの最高位の技術パートナーシップ)の認定を受けており、dotData Cloudはそのベストプラクティスに基づいて設計されています。
dotData Cloudのプラン
dotData Cloud Starter
dotData Cloud Starterは、企業のデータ分析や機械学習、AI開発に必須の機能を備え、データに基づくDX(デジタルトランスフォーメーション)を開始したばかりの企業に最適なSaaS型dotDataです。
dotData Cloud Standard
dotData Cloud Standardは、SaaSとしての高度なセキュリティオプション、企業のビッグデータを扱えるスケーラビリティ、アップグレードやメンテナンス期間の柔軟性を備えており、データドリブン経営を拡大する企業に最適のプランです。
dotData Cloud Private
dotData Cloud Privateは、お客様のクラウド環境にdotData Cloudをデプロイし、dotData社がフルマネージドで環境を管理、運用します。データを外部へアップロードできない企業のためのPrivate SaaSプラットフォームです。
dotData Cloudの各プランの比較
AIを利用開始したばかりの方に最適のプラン
エンタープライズグレードのセキュリティ、スケーラビリティ、柔軟性を備えたプラン
dotData Cloudをお客様自身のクラウドに展開し、dotDataが管理
AIを利用開始したばかりの方に最適のプラン
エンタープライズグレードのセキュリティ、スケーラビリティ、柔軟性を備えたプラン
dotData Cloudをお客様自身のクラウドに展開し、dotDataが管理
AIを利用開始したばかりの方に最適のプラン
エンタープライズグレードのセキュリティ、スケーラビリティ、柔軟性を備えたプラン
dotData Cloudをお客様自身のクラウドに展開し、dotDataが管理
お客様の声
株式会社大塚商会
AIやビッグデータという言葉が生まれる前から、大塚商会では大量のデータを蓄積してきました。顧客のニーズや購買パターンをAIにより発見し、営業力のさらなる強化を進めています。
三井住友海上火災保険株式会社
dotDataの特徴量を通じた営業活動や顧客接点におけるデータの有効性が実感できたことで、データドリブンな発想を持つ風土が醸成されつつあり、社員・代理店のDXが飛躍的に進んでいます。
横浜ゴム株式会社
dotDataによって到底発想し得ないような、斬新な切り口の特徴量が多く抽出され、タイヤ開発のイノベーションに繋がっています。
dotDataのAIプラットフォーム 特徴量がデータ活用の成否を決める
dotDataは、独自の特徴量自動設計技術をコアとして、機械学習でAIモデルを構築する、特徴量をアセットとして蓄積しデータを強化する、データインサイト(洞察)を抽出して業務をデータドリブンに変革するといった、様々なシーン毎に最適なAIプラットフォームを提供し、データ活用、AIによるビジネスのDXを支援します。
お問い合わせ
気軽に話を聞いてみたい、ユースケースを知りたいなど、お客様のニーズに合わせてサポート致しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
dotDataのAIプラットフォームとは、特徴量エンジニアリングを自動化する独自の技術を中核として、企業におけるデータ活用や機械学習を加速するソフトウェア・ソリューションです。最大の特長は、AIモデルやデータインサイト(洞察)にとって最も重要となる「データに隠れたパターン」を「特徴量」として、独自のアルゴリズムが自動的に発見する点です。これによって、AIモデル開発の短期省力化、データ活用の民主化、そして人間が気がつかなかった新たな気付き(データインサイト)を企業に提供します。
dotDataの特徴量自動設計は、ディープラーニング(深層学習)のような高次元のブラックボックス化された特徴量とは異なり、説明性の高い特徴量に絞って探索を行います。これによって、業務部門が特徴量を通じた予測結果を理解し、またデータを活用してビジネスインサイト(洞察)を発見することを支援します。また、dotDataは、ディープラーニングが扱うことができない、複数表を直接入力として、業務データを直接探索することで、よりよい特徴量を探索することができる点も、大きな利点です。
dotDataのAIプラットフォームは、データや機械学習の専門知識を持ったIT部門やデータサイエンティスト向けの「dotData Feature Factory」、分析部門や業務部門が予測分析をノーコードで実施するための「dotData Enterprise」、特徴量を通じてビジネスインサイト(洞察)を見つけ出す「dotData Insight」と、組織のデータ活用に対する成熟度(知識やスキル)に応じて使い分けることができます。また、データ活用がはじまったばかり(或いは、これから始めようとしている)の企業には、dotDataのサポートチームがトライアルや伴走支援などを通じて、成功へと導きます。
dotData Cloudには、dotData社のクラウド環境にプラットフォームをホスティングする「Starter」、セキュリティ強化版である「Standard」、そしてお客様のクラウド環境にStandardと同等の環境を構築する「Private」という提供形態があります。dotData Cloud Privateでは、お客様がデータを自社環境から出すことなく、dotDataの各種製品をSaaSにてご利用いただけます。
データ準備やデータ前処理には、汎用の処理、目的別の処理があります。前者(汎用)は、マスターデータマネージメントと呼ばれ、業務データを企業として整理、管理、蓄積するプロセスとなり、dotDataのAIプラットフォームは、汎用のデータ準備と前処理には対応していません。一方で、汎用のデータ準備や前処理が完了した業務データに対して、例えば、ある製品を購入するお客様の特徴を知りたい、あるサービスを解約するお客様を予測したいなどの目的ごとにデータの前処理、加工、クレンジングが必要となり、dotDataはこの工程を自動化し、目的に対応したデータのパターンを発見します。
dotDataは、主に企業の業務データ(ファーストパーティーデータ)から特定にビジネスの目的に対応する特徴量を通じて、数値やカテゴリ、テキストなど様々なデータからの知識や知見を発見します。一方で、生成AIは、世の中に存在する大量のデータを目的を限定せずに大規模言語モデルとして学習し、いわゆる「世界知識」によって、非常に汎用的な質疑応答を実現したり、業務知識を読み込ませることで、特定目的に特化した要約や質疑を得意とします。dotDataと生成AIは、得意なデータや知識に違いはありますが、どちらも特化型AIであり、dotDataと生成AIを組み合わせることで、より高次のデータインサイト(洞察)を導き出すことが可能です。