dotData Enterpriseの最新バージョンに主要機能を追加
特徴量自動設計に強みを持つAI自動化プラットフォームをさらに強化
企業のデータサイエンスの自動化・運用化のリーダーであるdotData, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、CEO:藤巻 遼平、以下 dotData社)は、「dotData Enterpriseバージョン 2.12」をリリースしました。(日本国内では2023年3月末より提供開始予定)
dotData Enterprise 2.12は、データの透明性を強化、より強力な特徴量自動設計と機械学習の機能を提供し、モデルの選択と特徴量の解釈を容易にするための新しい機能をアナリストや分析担当者に提供します。
dotData社CEO & Founderの藤巻遼平は、次のように述べています。
「dotData Enterpriseは、dotDataの中核プラットフォームです。バージョン2.12では、『全ての企業がデータを分析して、より良い製品やサービスを生み出すことができる世界を創る』というビジョンを推進するため、データ、特徴量、機械学習の様々な機能強化を追加しました。」
dotData Enterpriseバージョン2.12の主な強化機能は次のとおりです。
データの透明性の向上
dotData Enterpriseにインポートされた複雑で大規模なデータを、統計的サマリーと詳細レコードレベルで高度に可視化する機能が追加されました。この新しい可視化機能により、ユーザーは探索的データ分析を行い、データのパターンと品質をより深く理解した上で、特徴量の設計や機械学習モデルの構築を実行することができます。
モデル推薦の自動化
新たに追加されたモデル推薦エンジンは、モデルの精度、安定性、複雑性、解釈可能性のバランスを調整し、ユーザーの好みに応じた最適なモデルを提案します。dotDataのユーザーは、モデルを選ぶ際に、多数の統計的指標を分析し比較する必要はなく、ガイダンスに従うことで、ニーズに従ったモデルを選ぶことができます。
時系列モデルの改良
製造業やセンサ分析でよく利用されるウェーブレット変換に基づく特徴量、需要予測でよく使用されるイベント特徴量、解約予測に必要な時間間隔特徴量など、様々な時系列特徴量が追加されました。また、時系列予測を大きく安定させるための時系列の局所的な外れ値の自動除去や、複数表からなるデータのリーク特徴量を防止するための機能強化が導入されます。
特徴量の解釈性強化
特徴量を単なる機械学習の入力だけではなく、ビジネスに役立つ洞察としての解釈を加速するため、特徴量の最も重要な区間をセグメントとして導きだせるようになります。これによって、ユーザーはビジネスにとってより有意で重要な特徴量を発見し、より迅速にビジネス課題に対して実行可能な洞察を得ることができます。
Microsoft Azureとの連携強化
dotData Feature FactoryとAzure Synapse Analyticsとの連携に続き、Azure Synapse Analyticsとのデータ連携、Azure Active Directoryによる高度なユーザー管理など、Microsoft AzureとdotData Enterpriseの連携が強化され、AzureユーザーがdotDataのデータサイエンスオートメーションをよりシームレスに体験できるようになります。
詳細はwww.jp.dotdata.comをご覧ください。
製品・サービスに関するお問い合わせ先
E-mail: contact-j@dotdata.com
本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
E-mail: pr-j@dotdata.com
dotDataについて
dotDataは特徴量自動発見・抽出プラットフォームのリーダーとして、企業のデータ利活用において最も難しいと言われる特徴量の発見・抽出の課題を解決します。dotDataの特徴量自動設計技術は、わずか数時間で、大規模で複雑な関連性を持つデータの関係性を分析し、人間のバイアスにとらわれることなく、自動的に透明性の高い説明可能な特徴量を抽出し、お客様のビジネスにとって重要な洞察を導き出します。このAI技術は、dotDataの全てのAIプラットフォームの基盤であり、データから自動で洞察を引き出すだけでなく、機械学習や生成AIと組み合わせることで、予測分析からビジネスアナリティクスまで、企業の幅広い課題に応えるAIソリューションを提供します。変化の激しい現代において、どの業界においても、AIが生み出す洞察は、ビジネスの成長やイノベーションのためのゲームチェンジャーとなります。ここにこそ、多くのフォーチュン500の企業がdotDataを選ぶ理由があります。