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dotData、AI モデルをコンテナ化しリアルタイム予測を実現する「 dotData Stream 」を提供開始

7月 8, 2020

2020年7月8日
dotData, Inc.

高い拡張性と効率性を備えたAI / 機械学習コンテナが、クラウド上の MLオーケストレーションやエッジ上のインテリジェントIoTへのAIモデルのデプロイを簡易化

企業のデータサイエンス活用の自動化・運用化のリーダーであるdotData, Inc.(本社:カリフォルニア州、CEO:藤巻 遼平、以下 dotData)は、リアルタイム予測を可能にする新しいコンテナ化人工知能(AI) / 機械学習(ML)モデルである「dotData Stream」の提供を開始しました。「 dotData Stream 」は、不正検出、自動審査、ダイナミック・プライシング、インダストリアルIoTなどのユースケース向けのリアルタイム予測機能に対する市場の需要の高まりに応えるために開発されました。

「 dotData Stream 」は、dotDataプラットフォームで開発されたAI / MLモデルを使用して、one-Hot エンコーディング、欠損値代入、データ正規化、外れ値フィルターなどの特徴量変換を含むリアルタイム予測を実行します。単一の予測は数十ミリ秒、マイクロバッチ予測の場合は更に高速に実行でき、非常にスケーラブルで効率的に予測を実行することができます。また、dotData プラットフォームからワン・クリックでAI / MLモデルをダウンロードし、そのモデルを指定して Docker コンテナを起動するだけで、自動的にリアルタイム予測用のエンドポイントを提供します。さらに、クラウド上の MLops プラットフォームや、インテリジェント IoTのためのエッジサーバー上で動作させることも可能です。

大手鉄鋼のグローバルメーカーの1つであるJFEスチール株式会社は、このほど製鉄所でのインテリジェント IoTの実現のために dotDataを導入しました。
JFEスチール株式会社データサイエンスプロジェクト部 主任部員である津田 和呂氏は、次のように述べています。「いくつかの主要な AutoMLプラットフォームをテストした結果、製造データの特徴量設計を含む、機械学習プロセス全体を自動化する dotDataの AutoML 2.0を高く評価し、dotDataを選択しました。当社は、様々な AIモデルによって、製造プロセスにCPS(Cyber Physical System)を実装するビジョンを推進しており、『 dotData Stream 』は我々のビジョンの実現に欠かせない主要なコンポーネントになるでしょう。JFEスチールは dotData チームとのパートナーシップ拡大を楽しみにしています。」

dotData, Inc.の創設者であり CEOの藤巻遼平は、次のように述べています。「リアルタイム予測機能に対する需要が高まっており、この機能は多くの企業にとって不可欠なものとなっていますが、『 dotData Stream 』を使えば、お客様はリアルタイム環境でAI / ML機能を活用できます。JFEスチール様とのパートナーシップを嬉しく思い、興奮しています。彼らのインテリジェントIoTアプリケーションは、『 dotData Stream 』の理想的なユースケースであり、JFEスチール様のAI / MLによるスマート・マニュファクチャリングによって、インダストリー4.0の可能性を最大限に引き出すというビジョンをサポートすることに全力を尽くして参ります。」

dotDataは、高度な予測分析BIダッシュボードやアプリケーション向けにAI / MLモデル開発を加速する「 AutoML 2.0 」ソリューションを提供しています。dotDataの独自の AI技術を活用し、ビジネスのロー・データから特徴量設計、機械学習の実装まで、データサイエンス・プロセス全体を自動化することで、BI開発者やデータエンジニアは数日でAI / MLモデルを容易に実装できるようになります。dotData の AIを搭載した特徴量設計は、データ変換、クレンジング、正規化、集計、組み合わせ等を自動適用し、複雑な関係性と数十億の行数を持つ数百のテーブルを単一の特徴量テーブルに変換し、これまで手作業で行われていた予測分析ソリューション開発の基礎となるデータサイエンス・プロセスを自動化します。

dotDataは、企業のより多くの人材がデータサイエンスタスクを実行できるようにし、企業のデータサイエンスをスケーラブルかつ持続可能なものにすることで、誰もがデータサイエンスを実行できるようにします(データサイエンスの民主化)。AI / MLの開発ワークフローを100%自動化することで、ユーザーは企業のデータソースに直接アクセスし、複雑なテーブル構造や膨大なデータセットから数百万もの特徴量を最小限のユーザー入力で探索、評価できるようになります。また、特徴量と MLのスコアリング・パイプラインを本番環境で自動生成して、AI / MLモデルを業務適用できるよう設計されていることから、ITチームはすぐに既存の業務フローに統合することができます。これにより、従来は時間と労力がかかっていた、業務適用されたパイプライン(特徴量や機械学習モデル)を時間の経過とともに変化するデータに沿って更新するプロセスも自動化することできます。dotDataの GUIを活用すれば、深いデータサイエンス経験や SQL / Python / Rなどのプログラミング・スキルがなくても、AI / MLの開発を 5分間の操作で行うことができます。

dotDataの AIを活用したデータサイエンス全体の自動化プラットフォームの詳細およびデモについては、
https://jp.dotdata.com をご覧下さい。

【JFEスチール株式会社 について】
JFEスチールは高炉を所有し、鉄鉱石を原料に最終製品の生産までを一貫して行う鉄鋼メーカー(高炉メーカー)です。世界トップクラスの鉄鋼生産規模を持ち、「常に世界最高の技術をもって社会に貢献します」という企業理念のもと、お客様や社会のニーズに応える鉄鋼製品をグローバルに提供しています。また、最先端の環境調和型製鉄プロセスの構築や、高機能鋼材の開発を通じて、製造工程はもとより製品においても環境負荷の低減に貢献しています。
公式サイト: http://www.jfe-steel.co.jp/company/about.html

【dotData, Inc. について】
dotDataは、ビジネス・インテリジェンスの専門家が BIスタックや予測分析アプリケーションにAI / MLモデルを素早く容易に追加できる「 AutoML 2.0 」を開発しました。フォーチュン500を含む様々な企業が dotDataを活用して、機械学習やAI開発を加速させ、より高いビジネス価値を実現しています。dotData の自動化されたデータサイエンス・プラットフォームは、AI / MLの中核であるデータサイエンス・プロセス全体を自動化することで、ROI を加速し、モデル開発の総コストを削減します。dotData はビジネスのロー・データを取り込み、独自の AIエンジンを活用して、有用な仮説パターンを自動検出し、リレーショナル・データ、トランザクション・データ、時間情報、空間情報、およびテキスト・データから機械学習に対応した特徴量テーブルを構築します。

dotData, Inc.は、以下の評価を得ています:
・米フォレスター・リサーチ社のレポート「The Forrester New Wave™:機械学習自動化ソリューション(2019年 第2四半期版)においてリーダーの評価を獲得。
・その他、米国 で2019年AI breakthrough awards で「 best machine learning platform 」を受賞、CRNのビッグデータ分野で「 emerging vendor to watch 」(注目すべきベンダ)  の評価を獲得、また CB Insightsで「Top 100 AI Startups in 2020」に選出されています。
詳細は、こちらからご覧ください。
https://www.dotdata.com

Twitter (https://twitter.com/DotDataUS )
LinkedIn (https://www.linkedin.com/company/dotdatainc

・dotDataのロゴは、米国dotData,Incまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】
dotData, Inc.
E-Mail:pr-j@dotdata.com

dotData

dotData Inc.

dotData独自の技術である特徴量自動設計は、データサイエンスおよびAI開発工程の最も難しい部分である特徴量設計と事業適用化を自動化します。それにより、企業のAI・機械学習プロジェクトにかかる時間を短縮させ、より高いビジネス価値を生み出します。詳細はdotdata.com、Twitter、LinkedInからご確認いただけます。