dotData、データ&アナリティクス・ソフトウェアのリーディング企業のテラデータと協業
2020年6月26日
dotData, Inc.
新たにテラデータのデータベースを利用可能にすることで、エンタープライズ・データ管理とAutoML 2.0のシームレスな連携を強化
企業のデータサイエンス活用の自動化・運用化のリーダーであるdotData, Inc. (本社:カリフォルニア州、CEO:藤巻 遼平、以下 dotData)は、データ&アナリティクス・ソフトウェアのリーディング企業であるテラデータと協業したことを発表しました。
dotDataのAutoML 2.0 プラットフォームがテラデータのVantageプラットフォームと統合することで、テラデータの強固なエンタープライズ・データマネージメントとデータ収集や準備から特徴量設計、機械学習の運用まで、強力なエンド・ツー・エンドのデータサイエンス・ソリューションを実現します。今回の協業により、両社の顧客企業はテラデータとdotData間のデータ移動を合理化・簡素化し、人工知能(AI)や機械学習(ML)の取り組みからより多くの価値を引き出すことが可能になります。
テラデータの主力プラットフォームであるVantageは、最新のデータ、アナリティクス技術に対応したモダンなDWHおよびデータレイクを実現するデータ・アナリティクス基盤ソフトウェアです。エンタープライズレベルのパフォーマンス、拡張性、可用性などを兼ね備え、企業が持つすべてのデータへアクセスし、あらゆる言語、ツールで分析できる単一プラットフォームをクラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud PlatformまたはTeradata)、ハイブリッドクラウド、オンプレミスで実現します。データ・アナリティクス環境のサイロ化を解消し、分析エコシステムを簡素化することができます。
dotDataは、高度な予測分析BIダッシュボードやアプリケーション向けにAI / MLモデル開発を加速する「AutoML 2.0」ソリューションを提供しています。dotDataの独自のAI技術を活用し、ビジネスのロー・データから特徴量設計、機械学習の実装まで、データサイエンス・プロセス全体を自動化することで、BI開発者やデータエンジニアは数日でAI / MLモデルを容易に実装できるようになります。dotDataのAIを搭載した特徴量設計は、データ変換、クレンジング、正規化、集計、組み合わせ等を自動適用し、複雑な関係性と数十億の行数を持つ数百のテーブルを単一の特徴量テーブルに変換し、これまで手作業で行われていた予測分析ソリューション開発の基礎となるデータサイエンス・プロセスを自動化します。
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 グループ CEO:柄澤 康喜)の傘下である三井住友海上火災保険株式会社は、顧客価値と自社製品サービス利用の最適化のためのデータサイエンス・プログラムにおいて、テラデータとdotDataの組み合わせで活用されています。
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 執行役員 グループ CDO 舩曵 真一郎 氏は、次のように述べています。「当社は、お客様から信頼され愛される企業を目指しており、競合を勝ち抜く手段のひとつとして、高度なデジタル技術を駆使してお客様のニーズにもっと応えていきたいと考えています。テラデータとdotDataを組み合わせたソリューションを導入することで、強力で合理化されたデータサイエンス・プラットフォームが実現し、弊社のデータサイエンスチームはデータサイエンスへの投資価値を最大化し、お客様により良い価値を提供することができます。」
dotData Inc.の創設者 兼 CEOの藤巻 遼平は、次のように述べています。「テラデータとdotDataのプラットフォームの統合により、両社の顧客企業はdotDataのAutoML 2.0プラットフォームでテラデータのインテリジェント・データソリューションの利点を活かし、自社のAI / MLモデルからさらに大きな価値を引き出すことができます。テラデータとの協業により、データサイエンス自動化がMS&AD様の保険ビジネスに変革をもたらす一助となれば光栄です。」
dotDataは、企業のより多くの人材がデータサイエンスタスクを実行できるようにし、企業のデータサイエンスをスケーラブルかつ持続可能なものにすることで、誰もがデータサイエンスを実行できるようにします(データサイエンスの民主化)。AI / MLの開発ワークフローを100%自動化することで、ユーザーは企業のデータソースに直接アクセスし、複雑なテーブル構造や膨大なデータセットから数百万もの特徴量を最小限のユーザー入力で探索、評価できるようになります。また、特徴量とMLのスコアリング・パイプラインを本番環境で自動生成して、AI / MLモデルを業務適用できるよう設計されていることから、ITチームはすぐに既存の業務フローに統合することができます。
これにより、従来は時間と労力がかかっていた、業務適用されたパイプライン(特徴量や機械学習モデル)を時間の経過とともに変化するデータに沿って更新するプロセスも自動化することできます。dotDataの GUIを活用すれば、深いデータサイエンス経験やSQL/Python/Rなどのプログラミング・スキルがなくても、AI / MLの開発を5分間の操作で行うことができます。
dotDataのAIを活用したデータサイエンス全体の自動化プラットフォームの詳細およびデモについては、
https://jp.dotdata.comをご覧下さい。
【dotData, Inc. について】
dotDataは、ビジネス・インテリジェンスの専門家がBIスタックや予測分析アプリケーションにAI / MLモデルを素早く容易に追加できる「AutoML 2.0」を開発しました。フォーチュン500を含む様々な企業がdotDataを活用して、機械学習やAI開発を加速させ、より高いビジネス価値を実現しています。dotDataの自動化されたデータサイエンス・プラットフォームは、AI / MLの中核であるデータサイエンス・プロセス全体を自動化することで、ROIを加速し、モデル開発の総コストを削減します。dotDataはビジネスのローデータを取り込み、独自のAIエンジンを活用して、有用な仮説パターンを自動検出し、リレーショナル・データ、トランザクション・データ、時間情報、空間情報、およびテキスト・データから機械学習に対応した特徴量テーブルを構築します。
dotData, Inc.は、以下の評価を得ています:
・米フォレスター・リサーチ社のレポート「The Forrester New Wave™:機械学習自動化ソリューション(2019年 第2四半期版)においてリーダーの評価を獲得。
・その他、米国 にて2019年AI breakthrough awards で「best machine learning platform」を受賞、CRNのビッグデータ分野で「emerging vendor to watch」(注目すべきベンダ) の評価を獲得、またCB Insightsで「Top 100 AI Startups in 2020」に選出されています。
詳細は、こちらからご覧ください。
・ https://www.dotdata.com
・ Twitter (https://twitter.com/DotDataUS )
・ LinkedIn (https://www.linkedin.com/company/dotdatainc )
【テラデータについて】
テラデータは、データの力でビジネスと人々の生活をより良くします。 利用可能な全てのデータを分析可能にし、いつでも、どこでも、あらゆるデータを大規模に活用して、リアルタイムにインテリジェンスを見つけ出します。また、アナリティクスを実現する際の課題となる、複雑性、コスト、リソース不足などを克服し、お客様の最も困難なビジネス課題に価値ある「答え」を導き出します。この世界を、クラウド駆動型の「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」と定義し、実現していきます。
テラデータの主力製品であるデータ・アナリティクス基盤ソフトウェア「Teradata Vantage」は、データウェアハウスとデータレイクをクラウド、オンプレミスまたはハイブリッドクラウド上で統合し、すべてのデータにアクセスできるようにします。エンタープライズレベルのハイパフォーマンス、高可用性、高拡張性を備え、マシンラーニングをはじめとする最新の高度なアナリティクスを行う各種言語、ツールを活用した大規模なアナリティクスを実現することで、お客様のすべてのビジネス課題に価値ある「答え」をリアルタイムで提供します。
詳細は、https://www.teradata.jp をご覧ください。
・Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。
・ dotDataのロゴは、米国dotData,Incまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
dotData, Inc.
E-Mail:pr-j@dotdata.com